20130527

ブログタイトル変更のお知らせ

ブログタイトルを

腐蝕金属愛好会 送水口倶楽部

から

送水口倶楽部

へ変更させていただきました。


腐蝕金属が嫌いになったわけではありませんが、紹介させていただく商品を作っていらっしゃる方々、設置・管理してくださっている方々がご覧になった場合に「腐蝕」と判断されていると感じられたらいけないと考えた次第です。

腐蝕金属が好きです。
しかし、送水口の歴史や取扱い方などもっと知りたいことがたくさんあります。
メーカー様についても知りたいことは山ほどあるし、できればいろいろな面で関わらせていただければどんなに幸せかとも思っています。

ですから、名前を変えようと思いました。

長らくご愛顧してくださっている皆様にはリンクなどの関係でお手数をおかけするかと存じます。
すぐに変更してくださいとは申し上げません。このように変わったらしいということを読んで頂けたら幸いです。

以上、そんなに訪問者が多いわけではないブログですが、既にライフワークとなってしまった感のあるこの趣味ですので自分にとって必要で納得し、かつ自分の大切な方々と気持ちよく交流できるような方向で進めていきたいと思っています。

今後とも宜しくお願い致します。

送水口倶楽部(シンプルになっちゃいましたが(*^_^*)) 管理人 Aya


コーンミートとコーンビーフ

コーンミートとコーンビーフ、

で間違いありません。
送水口の話ではないです。


さて。
先日いろいろあって両方買って参りまして
せっかくなので食べ比べよう、と。
左がコーンビーフ。主に牛肉、牛脂。
右がコーンミート。馬肉も入っている、と。


中身はどうかというと、コンミートの方がやや白く、荒い感じです。



焼いてもみました。



左右反対になってしまいました。
左がコーンミート、右がコーンビーフです。
コーンビーフはきめがこまかい。

味はというと
わかって食べるとコーンビーフの方が味が濃いようなおいしいような。
でも別の場所でコーンミートをコーンビーフと言って出されても気付かないような気がします。
少なくとも私はムリです。ノザキの方すみません。

ちなみに
生でそのまま
生にわさび
焼いて
・・の三通りの食べ方を致しました。

生にわさび、初体験でしたが



おいしい!




一瞬口の中に甘さが広がります。朝食だったので我慢しましたが、そうでなければビール飲んでたかもしれません。(それも困るのでうちにお酒は置いてません)


そういえば、今回は最後まで上手に缶を開けることができました。昔は途中で失敗してしまうこともありました。私が器用になったわけではなく寧ろ年をとって指先があやしくなっているので、これは品質が向上したということでしょう。




で、最後に気付いたのですが、この内側の美しさと言ったらありません。
昨日の真鍮送水口にも相通ずるかのような燦めきです。



ちなみに材質は錫をメッキ処理した銅板で、内側にフェノール系樹脂でコーティングとか。
手でくるくると開けるので他のブリキ缶よりも薄いらしいです。

その他いろいろなことが書いてあるHPはこちら
→ http://www.cornedbeef.jp/iroha.html


黄金郷は八重洲にあり

八重洲のどこかというとそれはブリジストン美術館です。



























以前、twitterでその存在を教えていただき、行きたい行きたい・・・・と思っておりました。
その周辺でも探索はしていたのですが、歩いていない場所はあるものです。
それにしても探しているような送水口があるようには見えません・・・・少し焦る私。

しかし!!

ありました!


あまりの感動で思わず佇み、しばし見つめてから撮影。


先ずは送水口。
壁面がここだけ囲まれているのはこの部分はできた当時の壁ということでしょうか。
1999年にリニューアルしたそうなので、その時からこうなったのですね、きっと。





あまりに真鍮が美しいので自分が映りこまないように注意しつつ。



石橋財団ホームページ(http://www.ishibashi-foundation.or.jp/founder/bridgestone_museum_of_art.html)によると、

「(設立は1952年(昭和27年))当時の建築基準法での高さ制限31mの中で9階建てのビルを作ることは我が国で初めてのことであったのに加えて、耐震構造、防火構造全てが行き届いており、照明、空調機器その他あらゆる内部構造についても、これによって建築基準法が新しく改正されたと言われています。」

と書かれています。

定礎や資料による建築年確認からして、送水口は昭和30年代よりも古いものはないのではないかと思っていましたが、これは昭和27年。「防火構造が行き届いていた」という文面からすると、高層への送水もこのときに設備として備え付けられたのでしょう。
それにしてもこういったヘッド部分が60年以上ももつとは正直感心・感動するばかりです。
・・・・本当にそのときに設置されたものなのか、今度中の方に伺ってみたいと思います。


それはともかく、次に採水口です。



waterではなくwallなのですね。
この足跡型飾り板(もちろん正式名称ではないです)の上部に弁、下部に接続口という華美なスタイル。
メーカーロゴですが、CECの枠が菱形突き出し型(送水口・採水口の飾り板:プレート部)と突き出していない型(送水口本体)の二種類がありました。









































鎖フックも美しい繋ぎ方で涙が出ます。ぼやけちゃいましたが・・・。


しかもしかも。その左側にもうひとつ!


美術館ですから、もちろんありますスプリンクラー設備。
こちらは時代は下っていますが真鍮で揃えてあります。
素晴らしきかな黄銅。
うつくしきかな黄銅。
鏡面仕上げなのでこちらも正面から撮ったものは記録用に。


真鍮送水口自体は珍しくはないのですが、歴史あるものについては建築とセットで保存を考えていってほしいと思う今日この頃です。と、考えられるのは傍観者だから、実際にお金を出すわけではないのだから、と言われてしまえばそれまでであることは承知しています。
しかし、知らないままに撤去され廃棄されてしまうのはもったいなさ過ぎるし、消防というものに多くの方々が目を向けるきっかけともなれば、とも思うのです。
消防設備には空飛ぶ広報室も出初め式でのお披露目もありません。
路上で日々人々に訴えかけることができるものの一つとしてとらえていってもよいのでは、とも思います・・。




最後になりますが、教えてくださった方のブログを敬意を込めて貼っておきます。行き帰りのどきどきとしみじみを含めて素敵な時間を頂き感謝しています。

マナイタブログ
http://microrelief.blog49.fc2.com/



追記
交差点から近い上の送水口・採水口から少し離れたところにも送水口・採水口セットがあります。
壁をはさむように。
かつては集合送水口ではなく、ビルの側面に複数設置したというわかりやすい例です。

20130519

今日の1枚 076→080


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NO.76
4月18日(木)
おはようございます。うちのマンションは5時前後に朝刊が来ます、と今朝知りました。新聞を取らなくなって数年。職場ので済ませずに今日は買おうかと思った朝。出勤前に一枚。絶対ムリな一枚。これも芝公園。

☆よく設置できたなあというのが正直な感想です。火事が起きて駆けつけた消防隊の方がいらいらすること間違いナシです。二重三重にガードが・・・。

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NO.77
4月18日(木)
おはようございます。今日もお仕事でたくさん歩きそう。天気がもつことを願って1枚。一見空中浮遊?の1枚。


☆木がもう少し生い茂ったら本当にどきっとする物件になるはず。夏が楽しみ。場所は入江川の近く。


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NO.78
4月20日(土)
おはようございます。でもまた寝ます。朦朧としたまま一枚。野次馬の一枚。何となく後ろから眺めてみました・・・。休日嬉しいです。おやすみなさい。

☆月島。
 こんなに敷地があるのに、できるだけ前の方で・・という並び方の送水口たち。月島です。
 月島は自立型が多かった印象があります。あくまでも印象ですが。


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NO.79
4月21日(日)
こんにちは。昨日は一歩も外へ出ないまま終わりました。そんな日も大切です。・・・が、社会復帰できなくなりそうです。今日は今からお出かけです。出発前に一枚。昔懐かしの1枚。十年以上前の写真倉庫から発掘、博多編。隙間に頑張っていました。


☆このころ十年以上前の写真倉庫を少しずつ整理していました。(今は放置中)
 今とは違う考え方で分類・名前を付けていたのでかえって面倒なことになっていました。
 これは無名のまま保存されていた1枚。博多駅の裏側で、配管は後ろに伸びていてプレートは中途半端に設置され、しかもその下側がコンクリで埋められている。しかも手前には鉄の扉というかなり強引な設置をされている送水口です。「うわあこれはひどい」と思い、もう夜だったのですがカメラを構えた記憶があります。そういえばこの頃はアクリル蓋がとても好きでした。時を経てもいろいろと覚えているものだなあと感慨に耽ってみました。



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NO.80
4月21日(日)
横浜そごうに山口晃展を観に行きました。目を使いすぎたのでもう寝ます。お休みなさい。寝る前に1枚。とばっちりの1枚。耐震設備設置でプレートの下部がセメントの中に。横浜高島町。



☆山口晃さんが大好きです。横浜そごう素晴らしい。この写真はいわゆる「ウラ横浜」。素敵な飲み屋さんがたくさん立ち並ぶ一画、の入り口付近。ここから手が出てきそう・・・とのコメントを頂きました。もう此処へは怖くて行けません・・・。







今日の1枚 071→075


今回場所はばらばら、テーマは特になし。敢えて言うならロマンス(嘘です)

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NO.71
4月11日(木)
日付が変わってしまいました。ニンジンの芽が出ていたので食べた残りを水栽培中。おやすみなさい。寝る前に一枚。用途不明の構造物たちに捕獲されている一枚。池袋のとても有名な狭間で撮った一枚。

☆池袋のとても有名な狭間、それは西武とパルコの隙間です。
 送水口の周りもかっこいいコンクリや金属扉でいっぱい。
 埋もれた観光資源かと。


上の写真にあるのは一番奥の送水口です。一番風情があったので今日の1枚に書いたのですが、実は特筆すべきは手前の物件。



こんなに新品なのに防火栓表示。
採水口のことですが、未だに防火栓として表示されているものもみかけます。
法的には今後統一されていくことと思いますが・・・。

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NO.72
4月14日(日)
麻布十番でお散歩の後、目黒美術館へと行った一日。またまた結構歩きました。ぐっすり眠ります。お休みなさい。寝る前に一枚。捕獲されている一枚。これも土台つき。白金高輪。





☆捕獲、と書いたのに「まるでタイタニック」というコメントを頂き恐れ多い思いでいっぱいになった1枚。そう言われて見れば、海が見えます。

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NO.73

4月15日(月)
おはようございます。今週も元気に行ってきます。出勤前に一枚。ライトアップの一枚。ロマンチックさを大切にして選択してみました。



☆前日のお言葉に気をよくしてコメントが難しい写真をアップしてしまいました。個人的には結構好きな写真ではあります。


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NO.74
4月16日(火)
おはようございます。ものすごくよく眠ってしまいました。いくらでも眠れますが出勤です。でかける前に一枚。工事中の一枚。警備員さんの目を盗んで一枚だけ撮影。このあとが気になっています。実はかなりの逸品かと。惜しいです。

☆かなり、かなり戦った末に勝ち取った1枚。人と待ち合わせしているふうを装いつつ、電話をかける振りをしたり・・・・・一人のときは不審者らしく思われないためのバリエーションが少ないので難儀致します。いえ、別にもともと不審者ではないのですが。


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NO.75
4月17日(水)
 今日はお仕事で足が棒になりました。よって早めに上がりました。送水口まとめ3ページ作りました。充実した一日と言えましょう。お休みなさい。寝る前に一枚。スタンダードな一枚。なんとなく安心。お宝マンホールの宝庫(らしい)、芝公園付近。


☆ザ・自立型 とでもいうべき中堅どころ真鍮赤文字刻字の物件。
 蓋界隈では芝公園は有名どころのようですが、送水口界隈でも楽しいところです。




今日の1枚 066→070


熱海から銀座、そして大阪。テーマばらばら、妄想多めです。

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NO.66
4月6日(土)
おはようございます。昨日ひとつ大切なイベントがありました。疲れましたがここから本当のスタートです。これからの毎日に期待を込めて一枚。高所送水口。先日話題にしたものですが、向こう側に見えるのは17階のお部屋です。とりあえず遠景。



☆4月3日の送水口のそばにあった6F表示で「高所送水口」が話題となったのでもっと高い17階の送水口。
といっても実はここが地上です。
崖の上にあるということです。詳しくは熱海のページhttp://sousuiko.blogspot.jp/2013/04/blog-post_7.htmlをご参照下さい。


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NO.67
4月7日(日)
おはようございます。お腹が空いて目が覚めました。よい日曜日になりそうです。元気に一枚。周囲の風景から浮いてる一枚。送水口表示は彫り込み教科書体、1点しんにゅうですが緑青が格別。これもマークはKS。今年はメーカー様を調べていきたいです。

☆熱海市街。
これに座ってしまう観光客の方がかつてはたくさんいたのかもしれません。
しかし熱海は健在でした。素敵な旅館も町並みもいっぱいです。
夏の社員旅行はいまのところ熱海で計画進行中。




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NO.68
4月8日(月)
おはようございます。明るい朝です。一週間の始まりに一枚。なんと商品名の書いてある一枚。



☆再び銀座。
 私的には「商品名」が書いてあるということでかなり興奮した一枚でした。
 他にも商品名を付けるとしたら何にしよう、と製造者でもないのに考えて幸福な時間を過ごしました。
「ガードシャワー」
「きえるんです」
「キエロー(もちろん黄色く塗装)」
「水神」


・・・・・・・・。


また、特撮物の名称のようだということでこれも勝手に考えてみました。
「防火戦隊コネクション」
隊員1号サイヤミース!
隊員2号ハイドラント!
隊員3号スプリンクラー!
隊員4号ドレンチャー !
隊員5号アウトレット!

因みにドレンチャーはカーテン状、というか壁状に水を出して防火扉のように延焼を防ぐ設備です。
消火ではなく防火を担当。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

こういう時間も大切だ、と。



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NO.69
4月9日(火)
おはようございます。繰り返す春だけど一日一日は新鮮です。さて、今日はどんな風が吹くのか。新しい朝の一枚。地層の形成を拒否する一枚。送水口まわりだけ残すものもありますが、これはざっくり「むかし」を見せたまま。




☆アップでもう一枚。二点之繞。




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NO.70
4月10日(水)
話題もひとも、つながっているしつながっていくのだなあと思う今日この頃です。寝る前に一枚。日本らしくない一枚。10年ほど前の写真です。故あって画質は無きが如しのちっこいサイズしかないのですが・・・。大阪高麗橋。なんとたったの10KB。


☆時の流れを感じたのです・・・。



今日の1枚 061→065


銀座特集。

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NO.61
3月31日(日)
おはようございます。今日はお仕事の後に美術館はしごの予定。出勤前に一枚。誰が見るねん?の向きの2てん送の一枚。多くはない物件と思うのですが…珍しいものを選んで撮っているので倉庫を見るとどれがレアなのかわからなくなるときがあります…。

☆壁埋設用のプレートをこちらに転用、というか共通で使えるからこの向きでいいや、と作ってしまったような気がします。しかし同じメーカーさまでもきちんと使う人向きになっているものもあるので不思議です。まさか建築とかデザイナーの方が送水口の文字の向きまで指定することはないと思うので・・・そんなに規定がないということなのでしょうか。


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NO.62
4月1日(月)
おはようございます。今日から新年度!気合を入れて一枚。壁と地面にも歴史を残す一枚。二点しんにゅうはもちろん魅惑の赤キャップ。プレートも美品の送水口です。がんばります!!

☆よく見るとコンクリの風合いも情緒ある風景でした。それにしても気合が入っていたこの頃。


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NO.63
4月2日(火)
さて。そろそろ睡魔がやってきたのでベッドに向かいます。お休みなさい。寝る前に一枚。反射してクロス!の一枚。蓋が失われています。植木に隠されています。でもそれなりに磨かれているようでした。


☆この送水口の前のお店に行列ができておりまして。
 非常に撮りにくい状況の中、がんばった一枚です。近くのお花を撮る感じで撮りました。


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NO.64
4月3日(水)
さて。雨ですが行かねばなりません。出勤前に一枚。台上の一枚。載せてしまったために基準の高さから外れています。石の右端は欠けています。想像が膨らみます。送水口自体もなかなかの一品。アップの写真はいずれ。


☆というわけでアップの一枚。
ビルの狭間に設置されるとコードが絡みつくの法則。



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NO.65
4月4日(木)
 とても眠いけれど訳あって眠れません。深夜に一枚。額縁の一枚。接続口と比べてプレートは新しいような気がします。おそらくは外壁もそのときに作り直したか。天国の建物へ送水します。


☆天国も守る送水口です。
わたしは和田町(相鉄線)の天国が好きです。てんくに。

プレート綺麗ですが接続口の味わいを遺してほしかったと思うのです・・。


20130511

GWなので行ったことのないまちに行ってみようの巻2

さて、ご飯を食べに行ったのは錦糸町。
駅用送水口。
新しいもので物件的にはまあ・・・と言いつつ表示が水色に黄緑だったので撮影。
タクシー用道路の向こう側にあって路上はとても危険なのですが、撮影用のスペースが。
(違いますね)
で、このパステルカラー表示には意味があって、


系統図とリンクしているのです。
スプリンクラーとは違い、あまり見ることはない連結送水管送水口の系統図。
最近だと神保町で見ましたがそちらはかなり年季が入っていたので、この美しい図を見て少し気後れがしました。それにしても送水口のアイコン、放水口のアイコンが気になります。可愛い。
おそらく壁埋設の露出Y型がデザインのもととなっているのでしょうが、気付かない方が見たら不思議に思うことでしょう。


錦糸町駅近くからもう一つ。
売店そば。
本当に括るためのワイヤーは緑色のものでキャップの鎖はそれに便乗した形に。


続いて楽天地用送水口。


イベントをやっておりまして、ものすごい人だかりです。諦めようとしましたが、何となく人だかりの向こう側に送水口があるような気がして・・・・行ってみるとビンゴです。こんなにも大勢の人の目の前で撮るのは生まれて初めてですが、いや誰も見ていないからとジョージくんに言われて覚悟を決めて撮影。
一番右のスプリンクラー用だけ少し古いようですがそれよりも表示が渋い。


少し駅前から離れます。

看板をどうしても置きたいが為に工夫した跡が見られる物件。
それにしても錦糸町駅まわり、ステンレスばっかりです。
「けっ」と言ってはいけません。せっかく錦糸町に来たので少し歩きます。


・・・・・・・・すると、行く手に何とも味わい深いマンション。
これは絶対!という予感。




そしてこのガスの配管。


来た!


そしてこの配管天国の下に、ありました。



送水口表示は二点之繞。
・・・も素敵ですが、特に真ん中の二つ!!



馬蹄形(と勝手に読んでいる。名称継続考慮中)の採水口。しかも壁埋設。





至福・・・・。

そういえばここの壁は煉瓦が縦なのですね。造りにくくなかったのでしょうか。

離れたところにもう一カ所。こちらはここにあった保育園用の設備のようです。
(または転用)
送水口一つが新しくなっています。
右から二つ目のところにあったものを撤去した上で設置したのだと思われます。
ただそれにしてはコンクリの感じが同じだったので、建設時に何かあったのか。
はじめのタイプとは形状がことなりますが、メーカーロゴは同じでした。


さて、そろそろ引き返さなければいけないのですが、もう一つ、どうにも気になる建物が。
この感じ。
集合住宅と商店街。
団地色満載です。
送水口の感じから昭和50年代半ばと判定。
ジョージくんは建物の外観から同じ判定を。



不動産情報で築年数を調べてみたら昭和57年にできたことが判明。

よし!と言うわけでやっと食事のために引き返します。

とは言えこちらのコースはなかなかに逸品ぞろい。なかなか進みません。



どうしてこういうことになったのかわかりませんが、のぞいてみるときちんと脚部プレートに彫り込みで表示。もったいないことです。



土台が遺されている物件。


さりげなく旧字体の制水弁も。


これまた何の変哲もないステンレス送水口、ですが何となく隣のドアが気になって撮影。
だってこれ、あまりに細くありませんか?ドアノブが機能するのか。
と思って近づくと・・・。



こんな位置図が。


こ、こんなあっさりした図にこんな大きなプラスチック板が必要なのか!?と思ってみてみると
これがものすごく重要な情報。
なんとこのドアの左の送水口はこのビルのものではなかったのです。隣のビルのものでした。
河口ビルの本当の送水口はここにあるように道を入っていったところに。


これまた無理矢理な、「いかにも後付け送水口」ですが、ミニ探検気分が味わえる物件でした。

さて、やっと駅前に。
真っ暗になる前に丸井の送水口を撮っておきます。
老舗百貨店に対抗する気持ちがあったのか、設置したときはきっとお洒落であったのだろう真鍮送水口。


どうしてもかっこいいエレベーターと一緒に撮りたくて、粘った末に撮影成功。
しかしもうすっかり空腹です。


そしていかにも、な居酒屋さんを探して再びしばし放浪。
お腹が空いていたので食べたものの記録写真も何もないまま終了。
美味しかったのですが、注文したものが二つもなかったので少し泣きました。


最後に、特筆すべきものはないのですが好みのタイプの送水口があったので撮影。

いや、素晴らしかったです錦糸町。

そしてこの次の日は桃園川。
なかなか素晴らしいGWになったと言えましょう。