20171029

2016岩手への旅~林丈二氏を追って~②  盛岡:オールドタイプ!レア送水口たち編 

先ずはこちら。北日本銀行・・・何かありそうな気配が濃厚に漂ってまいります。


あっ!!!



あった~~♡



建設工業社様のアルファベット壁埋設。
文字は送水口倶楽部で「スターウォーズ型」と呼んでいるもの。 

彫ってます。 


蓋の鎖留がまあるくて可愛いです。 蓋とは別鋳造ですね。

CECではあまり見ないメッキモノでした。



岩手大学歯学部入口。
ちょっと茂っていてよく見えなかったのですが・・・・あっ、あれはもしや!!


CEC漢字露出Y!! 

めっきされていたようです。建設様ではあまり見ないかも?新鮮。 

くっきり。
胸が高鳴ります。触りたいけど届きません。 

しっかり点検もされています。現役。 







こちらは隣接している岩手医科大学附属病院歯科医療センターの駐車場入り口。 

こんなところに定礎が。それはともかく 

こちらにもありましたありました。 

CEC祭りです。幸せ。素晴らしい。盛岡すてき。 


こちらから見て左側は純正のキャップでした。 




こちらから見て右側は…どこかに発注して似たものをつくってもらったのでしょうか。
きちんと補修すてきです。 

ちょっと傾いてはいますが、やはり貫禄の120度。 
建設様特有の本体の袖部分がかっこいいです。

岩手大学附属病院敷地内にある建物のための送水口。こっちは村上製作所製。
送水口テーマパークですか? 

ロゴもあります。(鎖留仕様ではないですが)
かんぽっくり型接続口です。(アクリル蓋により鎖無いのでしかったなかったですね) 


緑青と深い赤アクリルのコンビの美しさと言ったら 

さてこちらは岩手県水産会館 

大切にされている南北製作所様の壁埋設がありました。きらきら 
今年(2017年)おそらく50才。がんばれー

そして、期待の県庁です。  

見えにくいのですが、先ほどの北日本銀行物件と同じスターウォーズ型でした。 


採水口もついています。するどいエッジの開閉弁がたまりません。

CEC祭りは続きます。

おっ

おおお 

「はい、中央が抉れてます」「袖と腕のつなぎ目が柔らかいけどちゃんと存在」
とりあえず上から見てメーカー確認はしますが、 

この浮いてるところが気になってしかたありません。


しかも防火栓が通常より大胆に埋め込まれていて、
自立型なのに

いやその前に「防火栓」ですよ防火栓。
岩手にもそのシステムが、というのではなくきっと東京でつくったデザインを全国で使っているのでしょうね。

それにしても、かっこいい制服を着て、式典で敬礼しているのに
靴を履き忘れてしまい、しかも隣の人が埋まっている
という感じに見えてしまうこの物件。最高です。


レアなのは、双口だけではありません。
先ずは期待の銀行建築。 

年代ものではありませんが、シンプルで美しい送水口です。
それにしても蓋は何とかならなかったのでしょうか。

こちらは、夜のお散歩で見つけた単口。

東北電力ビルですが・・・



むむむむ村上単口じゃないですか!!!
しかもアクリル。しかも缶ぽっくり。
単口なのにあのぷっくりスカートタイプじゃない。
なんというミニチュア感。なんという淡泊さ。
可愛いけど、きりっとしていてかっこいい。
はああ、今度はこちらが敬礼するしかありません。美しい。
と言いつつ、このタイプは実は似たタイプを一度見たことがありまして、


こちらです。プレートは一緒、しかしねじ式で金属蓋が付いています。
ということは東京・・・ではなく、これがなんと新潟のものなのでした。
こちら、設置された当初はきんぴかだったと新潟のまこさんから教えていただきました。 


だから、東北電力の単口さんも磨けばぴかぴかになるはず。
でも黒は黒でかっこいい。欲張りです。



さて、最後は不思議、という意味でのレア物件。

球部が大きいので南北さま?
いや、南北様は腕がぼよん、としているのです。 

しかも腕はだんだん広くなっている、ような気がします。
逆はあるけれど…錯視でしょうか。 

しかしこの近寄り難い環境。上は同型の送水口があったのでしょう。 
とても派手な送水痕となっております。

がんばりますが、これが限界。ちょっぴり見えるのは痕となった送水口でしょうか。
とすると、ちょっと見えているこれはロゴ・・・?しかし読み取れません。
緑青で覆われてしまっています。


上から撮りにくいのでせめて下から。
そしてこちらを見ると、やはり同じようなロゴが。こちらも劣化していてわかりません。
何よりこんな形状で付いているロゴを私は他に知りません。蓋も、です。 

盛岡の夜は更けていきます。
そしていよいよ釜石へ向かったのでした。

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